子どもたちも独立して、夫と2人の生活に。

「家も空いたし、ちょっと花に本腰入れてみようか

その矢先、突然の病気で夫が旅立ってしまいました。

この先花仕事を続けるか迷いました。

病床にいる夫へ看護師さんが

「今、一番楽しいことは何」と聞いたところ

夫は

「かーちゃんの花をみること」

「そんなこと言われたら、花やめられないなあ」

と決意したことは、今でもはっきりと覚えています。

自宅で『花仕事』をすると葉や茎が落ち、

その上を歩き回るから家中が散らかります。

それを見た夫が

「これじゃ、たぬきのねどこだよ」

掃除をしてくれました。

名前を決めようとしたとき、

「たぬきのねどこat flowers」

に決めました。

多くの方々に花と暮らしを楽しんでいただいています。
花を楽しむ機会をもっと多くの方にとの思いから
「花屋たぬきのねどこ」をはじめました。